インプラントとは天然歯根の代用となる人工歯根(チタン製)のことです。インプラントを歯が抜けてしまった所の骨に埋め込み、その上に人工の歯をつくります。
インプラント埋入には手術が必要になり、治療期間は長くなりますが、入れ歯に比べ自分の歯のように違和感なく噛め、天然歯と同じような生活を送ることができます。また顎骨の退化も防ぐ事ができます。見た目も、天然歯に近く審美性に優れています。
ノーベルバイオケアとはスウェーデンに設立された歯科インプラントシステムのパイオニアです。1965年スウェーデンのブローネマルク博士により、世界で初めて骨と結合するインプラント歯科医療に臨床応用されました。
ノーベルバイオケアの特長として、古い製品にも適応するパーツを現在でも供給しております。また、世界70地域にて販売ネットワークがあり、海外でのメインテナンスが必要になった場合でも安心です。
当院ではお客様の安心・安全を一番に考え、最も歴史が古く、現在もトップ シェアを誇り、あらゆる症例に対応可能なノーベルバイオケアのインプラントを使用しています。
歯科用CTは迅速かつ確実な検査を行うことが可能です。それにより、補綴治療、外科手術、修復治療の分野で従来では考えられなかった治療法や診断法の選択肢を生み出す事ができるようになりました。特に安全性と正確性が求められるインプラント治療ではCTによる3次元診断は非常に重要なものになっています。
また、歯科専用として開発されたているため、医科で使用するCTレントゲンに比べて放射線量が非常に少なく患者様の体に負担をかけません。
当院では歯科用CT撮影により得たデータをもとに安全で無理のない治療計画をご案内させていただくため、インプラント治療を希望される患者様には必ずCT撮影をしていただいております。
当院では完全個室の特別診療室もご用意しております。
プライバシーを守り、リラックスした状態で診療を受けていただける安心の空間で患者様をお迎えいたします。
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
まず十分な診査をさせていただいたうえで、インプラント治療が可能かどうか判断します。治療が可能であれば、失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置により、治療法にはさまざまな選択肢があります。
歯にかかる力の方向や強さはもちろん、患者様に無理のない衛生管理などを含め総合的に検討した上で、治療計画が立てられます。治療方法・期間・費用などさまざまな面に関して、詳しい説明を十分に行います。
局部麻酔のもと、顎の骨にチタン製の人口歯根(インプラント)を埋入します。
一次手術後、3~6力月の治癒期間をおくことで、インプラントと骨が強い力で結合します。これを、「オッセオインテグレーション」といいます。この期間、仮の歯を使用できる場合もあります。
歯ぐきを開いて、インプラントにアバットメントを取り付け、人工の歯を取り付ける準備をします。この状態で、歯ぐきが治るまで1~6週間おきます。
歯ぐきが治った時点で、人工の歯を作ります。形や色などは患者様に合わせて作製し、インプラントに取り付けます。
インプラントはむし歯にはなりませんが、細菌感染には弱いため、自分の歯以上の丁寧なセルフケアが必要になります。治療後は定期的に来院していただき、メインテナンスを行う必要があります。
医療費控除とは、医療費が税金の還付、軽減の対象となる制度です。
インプラント治療等でかかった費用は医療費控除の対象となり、税務署への簡単な確定申告でお金が戻ってきます。
インプラント等の治療費を計算する際には、費用負担軽減のためにも、ぜひ下記の医療費控除のポイントを念頭においてお考えください。
インプラント治療後は定期的なメインテナンスが大切になります。
インプラント自体がむし歯になる事はありませんが、インプラントの周りに炎症が起きていないか噛み合わせは正常か、人工歯の緩みはないかなどのチェックが必要です。
インプラントは触覚や痛覚などが失われているため、天然歯より異常に気付きにくく、より慎重にお手入れが必要になります。お手入れを怠り、インプラントの周りに炎症が起きるとインプラントを支えている骨がなくなり、最悪の場合インプラントが抜けてしまいます。
メインテナンスの期間は、人によって違いますが最初の1年は3~4ヶ月に1度、2年目以降は1年に1回のメインテナンスをおすすめします。