矯正と聞くと、歯並びがきれいになる審美的な治療である、と思われがちです。
しかしながら特に小児矯正の場合、お子さんの年齢に合わせて歯並びを整えることで、顎の成長を助けるという役割がございます。顎という土台がしっかり成長することで、永久歯の健全な生え変わりを促します。お子さんの歯並びが気になる方は、一度ご相談ください。
乳歯は生えはじめてから、すべてが永久歯に生えかわるまで、10数年かかります。
歯並びや噛み合わせに不正が生じた場合には、年齢に適した矯正治療を行ないます。
混合歯列期は生え変わりの時期ですので、歯並びや噛み合わせが常に変化しています。
永久歯の健全な発育を促すため、土台となる顎の大きさや形を整えるために、顎を広げる矯正装置を使用したり、口呼吸の改善や舌の正しい位置の修正など行ってまいります。
乳歯から永久歯への生え変わりが終わった段階から、ワイヤーで歯を固定して歯を動かすような、本格的な矯正を始めることができます。
早期治療を行っていない場合でも、この段階であれば顎や顔はまだ成長をしていますので、そうした成長に合わせて無理なく矯正治療を進めていくことができます。
矯正はお子さんだけのものではありません。
顎や歯並びが発育中であるほうが矯正を行いやすいのは事実ですが、成人になってからも矯正は行うことができます。
今まで、噛み合わせや歯並びでお悩みであった方は、ぜひご来院ください。
患者さんのお悩みを伺うと同時に、現在の状況を確認します。
精密検査を受けていただき、その結果をもとに、矯正治療全般に関して詳しくご説明をいたします。
少しでも疑問点がございましたら、納得いくまでご質問ください。
内容を理解していただいた上で、治療を開始するかどうかのお返事をいただきます。場合によっては、当院でCT撮影も行います。
※この段階で治療を受けないという選択をしていただいても全く構いません。
歯に矯正用の装置をつけ、歯に力を加え始めます。装置を付けている期間は約1~2年程度となります。通院は月に1回程度です。
治療後のあと戻りを防ぐため1~3年は簡単な装置を使用し、数ヶ月に1回は通院していただきます。
使用しないと後戻り(歯並びが悪い状態に戻ること)を起こし、再度矯正をする必要が出てきます。
医療費控除とは、医療費が税金の還付、軽減の対象となる制度です。
矯正治療等でかかった費用は医療費控除の対象となり、税務署への簡単な確定申告でお金が戻ってきます。
矯正治療等の治療費を計算する際には、費用負担軽減のためにも、ぜひ下記の医療費控除のポイントを念頭においてお考えください。